「やまゆり96号」が発行されました

信仰生活もリフレッシュを

   健軍教会 渡辺 隆義 主任司祭
 
復活された主イエスの祝福が皆さんの上にありますように。
「3月13日からマスクをするかしないかは個人の判断に任せます」と政府の方針が出されています。皆さんはどうしていますか。あちこちの教会のミサでは、まだ、マスクをしている人が多いようです。マスクをはずせない理由として、街頭インタビューでは「コロナに感染する可能性がゼロではなく、心配だから」が多く聞かれます。「マスクを外して顔を見られるのが恥ずかしい」という声もありました。個人的にはマスクは息苦しくて長くつけているとちょっと辛いというのが本音です。ですから一日中マスクをつけて仕事をしておられる方、コロナ前からもそうですが、尊敬します。
新型コロナに振り回されたこの3年余。2020年4月15日に天草から健軍・高遊原教会にまいりました。最初の2ヶ月間は、ごく一部を除いて、信者の皆さんとの交流のない日々を過ごしました。その負の遺産は今も残っています。でも、ようやく先が見えてきたようです。まだ、コロナは完全収束とはいかないと思いますが、これからの私たちの教会生活にどんな変化があるのだろうと楽しみです。
ところで、「マスクをするかしないかの判断は各自で」といわれたとき、「周りの様子をみて」という方もおられると思いますが、信仰生活にはこうした様子見の姿勢はうなずけません。イエス様から「ついて来なさい」と言われた12人の弟子たちはどうだったのでしょう。「あの人がイエスについて行くなら」といった他人任せは見受けられません。弟子たちは、いろんな場面で、一人ひとり決断を迫られたのでした。私たちも一人ひとりイエス様から声を掛けられ、決断を迫られていることを意識したいものです。
信仰をリフレッシュして新たな気持ちで“旅”に出ましょう。

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